虚空蔵尊のご案内

戻る Home

虚空蔵菩薩

虚空とは

現在の概念でいえば、ほぼ空間に相当しています。そこでは、いっさいのものがなんのさまたげもなく、自由に存在し運動し変化し機能することができます。この空間というものをみたてて、大宇宙空間の如き広さにたとえるのが、虚空蔵菩薩の功徳の大きさにふさわしいと言われています。

虚空蔵菩薩とは

虚空蔵菩薩経などに説かれる、虚空のごとく無量の智恵や功徳を蔵する菩薩の事。密教の教主である大日如来の働きのうち、「虚空」と「蔵」という特性をもった菩薩。虚空は何ものにもうち破られないから無能勝であり、蔵はすべての人々に利益安楽を与える宝を収めているという意味です。

要するに、虚空蔵菩薩は、大宇宙の如く大きな功徳で、悩める全ての人々を救済する力を備えた菩薩であり、不思議な力により窮地に陥った者を救う菩薩であることから、能満諸願(厄払いその他、諸々の願いを良く満たしてくださる)、身体健全、家内安全、交通安全、商売繁盛、水子供養祈祷、等が特に信仰され、その昔、虚空蔵菩薩は、うなぎに乗って天から舞い降りてきたという言い伝えから、料理人からは、うなぎと縁の深い菩薩として信仰され、太白区向山、大満寺の裏山の頂上にある虚空蔵尊は、仙台駅からも程近く、身近な静寂な祈りの場(救いの場)として、御祈祷の神通力を通して広く一般市民と縁の深い御祈祷所として今日、親しまれています。

牛みがき

「丑」はもともと、み仏の使いとされて来ました。

丑寅生まれの守り本尊としても信仰を集め、この牛を磨くと福と知の無限の御利益があり、運が開けると言います。